
てくてく
桜の季節が静かに幕を下ろし、あたりはみずみずしい緑に包まれる頃となりました。
当館の周りの草木もぐんぐんと育ち、若々しい葉が風に揺れています。
そんな清々しい季節のある日、今月は塒から徒歩5分のカフェ鈴音さんへお散歩に出かけました。

本当にここであっているのかな、と少し不安になりながらも、地図を頼りに住宅街をのんびり進みます。
家々の間をすり抜けていくと、ふいにかわいらしい看板が目に飛び込びます。カフェ鈴音さんに到着です。

看板には「火売陶芸工房」の文字がありますが、現在は喫茶として営業されています。
そろりと扉を開けると、店主の岡本さんがやさしく迎えてくださいました。
天井が高く、広々とした店内はとても丁寧に整えられています。個性的な小物たちがそれぞれあるべき場所に、静かに息づいているような空間。長い時間をかけてゆっくりと愛されてきた場所なのだということが、自然と伝わってきます。

お好きな席にどうぞ、と言われ、ほとんど迷うことなく窓際のテーブル席へ。大きな窓から降り注ぐお昼の陽光と、目の前に広がる緑に、自然と引き寄せられていました。
席につき、注文したのはおやつセット。おやつの内容は日替わりで提供されているので、毎回訪れる楽しみになりそうです。
今回は、なんと今朝お庭でとれたばかりの金柑とようかんの和スイーツ。ドリンクはジャスミンティーをセレクトしました。どちらもやさしく穏やかな味わいでした。

それにしても、店内には素敵な置物がたくさん。
伺うと、店主岡本さんのお父様が陶芸家だそう。お父様の作品たちが店内のいたるところにそっと佇んでいます。

立派な五月人形も飾られていました。
店内に並ぶ小物のほとんどは、岡本さんがセレクトしたとっておき。いくつかの小物にまつわる思い出話を聞かせていただいたり、季節ごとに店内のレイアウトを変えていることを教えていただいたり…。
おしゃべり上手な岡本さんとの会話は、やわらかでほっとするような安心感がありながら、話がコロコロと弾み、ふっと笑いを誘われることも多々。とても心地よく、時間が経つのをすっかり忘れてしまいました。

現在は基本的に予約制で営業されているそうですので、訪問される際は一度お電話されるのが確実です。
チェックインまでもう少し時間があるとき、チェックイン後にひと息つきたいとき。
ぜひカフェ鈴音で、肩の力を抜いてゆっくりと羽を伸ばしてみてくださいね。

住所:別府市火売6-3
TEL:0977-66-9571
アクセス:塒から徒歩5分
営業時間:10:30 – 16:00
定休日:金曜、日曜 ※ご訪問前にお電話されるのが確実です